BMW Mの真髄を表現した動画
5月24日をもってBMW M GmbHは設立50周年を迎えるが、その記念事業は最高潮に達していることと思われる。記念日のお祝いは、2月24日にユニークなイベントで始まった。1本のショートフィルムにBMW Mの様々な車両とそのドライバーが集合。戦略を調整し、お互いに奮起させ、エールを送り合うこうした会合「ハドル」は、チームスポーツの大半で行われているものだが、多くのBMW Mモデルが印象的に登場している。
以下、ミュンヘンから届いたリリースをそのままにお伝えしよう。
「このとても冒険的な集合のフィルムは、国際的なBMW Mコミュニティがどのようなものであるかを、非常にエモーショナルに示している。車両や人に違いこそあれ、彼らはBMW Mが引き起こす、高まる鼓動と鳥肌の立つような快感を愛している。激しく熱狂的でありながら、彼らは独自の道を歩み、勇敢であり、群れない。彼らを結びつけるのは、BMW Mのドライバー皆が経験する特別な感覚への情熱だ。彼らは皆感じる――『WE ARE M』と」
「私たちは記念日へ向けた2月24日の圧倒的なスタートを誇りに思っている。このショートフィルムはこれまでのBMW Mの優れた動画の流儀に則っているが、それでもなお、一線を画している。それは私たちの変革を告げるものです。私たちは将来を見据えていますが、BMW Mの素晴らしいファン層を定義するホームとしての雰囲気作りは続いています」BMW M GmbHの顧客・ブランド・セールス責任者であるティモ・レッシュは、次のように述べている。「私たちは全てのファンと、国際的にお祝いをしたいと思っています。そのため、一年を通して、すべてのコミュニケーション・チャネルにサプライズを用意しています。本当に楽しみにしています」
「WE ARE M」は過去と未来のあらゆることを表す
「記念イヤーにフォーカスしてなされた主張は、キャンペーンの感情を示すものだ。BMW Mは非常に多面的であり、常に新しく、違って見えるが、すぐに認識できる。M1プロカーからi4 M50、XMコンセプトに至るまでをBMW Mたらしめているものは、自動車としての神髄である。全てが異なるにもかかわらず彼らを結びつけるのはこの特徴――常に異なっていてエッジーであるからこそ、BMW Mなのだ、ということだ。これこそまさに、このキャンペーンがフォーカスしているものである」
「50年キャンペーンは4つの章からなり、各章は各四半期にわたって活発なものとなる。最初の章『ハドル・スピーチ』はBMW M 50周年の基本テーマを告げるもの、2番目の章は主にBMWMの50年のモータースポーツの歴史について、第3章は電化、第4章は唯一無二のライフスタイルに、それぞれ焦点を当てる。年間を通じて、BMW MGmbHは数多くの見事な新車を発表する。さらに、数多くの主要な国際イベントに出展もする。最近発表された『BMW Mモータースポーツ・アニバーサリー・エンブレム』は、世界のBMW Mコミュニティにとって、これから待ち受けている多くのサプライズのひとつにすぎない」
BMW Mは伝統を受け継ぎ、未来を見据えている
「50周年を記念した総合的なコミュニケーションでは、BMW M GmbHの高性能セグメントにおける比類のない歴史、成果、成功も振り返る。その一例が、2018年に開始したデジタルキャンペーン『Only in M Town』であり、当時においても、BMW M愛好家にくつろぎを与えてきた。
しかし、BMW Mはその栄光のみに浸ってはいない。この強みを将来の変革へと活用していく。キャンペーンの次の3つの章がすでに示唆しているように、BMW Mは新たなパフォーマンス、電化、そして象徴的なBMWMのライフスタイルへと舵を切っている。BMW Mは、これからも究極のドライビングマシンであり続けるからだ。半世紀後も、そして将来も」