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【新型ジムニーカスタム大特集】アウトドア仕様に物申す! スパルタンな本気仕様が炸裂、マスターピースのジムニーカスタム【ジムニー天国2022】

ワンオフパーツの大量投入で唯一無二のロック仕様車が誕生

贅肉が徹底的に削ぎ落とされ、まさに走るためだけに生まれてきたといった印象のJB74。昨今のジムニーカスタムはアウトドア指向が強いが、そんな中、こういったスパルタンな印象の仕様は、むしろ新鮮ささえ覚えさせる。

このクルマのオーナーはJA11でロッククローリングを楽しんでいて、新たに入手したJB74にも自身のJA11ロック仕様車の雰囲気を求めたという。そのため制作者のマスターピースは、多くのパーツをワンオフで製作しており、まさにワン&オンリーのカスタムに仕上がった。フロントのパイプバンパーはウインチ対応で、リアはヒッチメンバー付きとした。ロック仕様車には欠かせないサイドトレイルバーも装備しており、いずれもワンオフで製作される。なおかつ特別仕様の塗装も施すといった凝りようだ。

ワンオフデザインのフロントバンパー。ウインチ対応で、特別仕様の塗装も施す。

大きな岩などからボディをガードするサイドトレイルバーも特別塗装のワンオフデザインだ。

ロック仕様らしく、ホイールはビードロック付きのソリッドレーシング。ロック部はシルバー仕上げ。

サスペンションは、オーストラリア製のタフドッグダンパーを使用するタフドッグ80mmアップコンプリートキットで、このキットはラテラルロッド等の補正パーツもセットとなる。また、コイルスプリングはレッドでペイント。ホイール(ソリッドレーシング)のビードロックはシルバー、ディスクはレッドで仕上げるなど、細部に至るまでカスタムの手を緩めない。タイヤは245に変更することで車体にさらなる迫力をも演出している。その他、ステアリングダンパーやクロスメンバーダウンブラケット、前後ピボットガード等、同店のジムニー専用パーツを余すところなくインストールし、強烈な個性と圧倒的な走破性をほこるクルマに生まれ変わっている。

シートはブリッドをチョイス。高いホールド性でドライバビリティの向上に貢献する。

サスペンションはタフドッグ80mmアップキットを採用。ステアリングダンパーもタフドッグ。

前後アームも変更し、もちろんラテラル等の補正もバッチリ。マフラーはショウワガレージのLINKS。

これだけの手を加えながらも、街乗りも何ら違和感なくこなすとのことで、同店の技術力の高さと豊富なノウハウにあらためて驚かされる。

ジムニー天国2022より転載
CARSMEET web編集部

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