エンジンのチューニングプログラムも
2016年10月に本国で発表されたばかりのBMW新型5シリーズ・セダン。日本への導入に期待が高まる中、本国では早くも次なる一手が放たれた。新型5シリーズ用「Mパフォーマンス・アクセサリー」が登場したのだ。
筆頭は、なんといってもエアロダイナミクスをさらに向上させる「Mエアロダイナミクス・パッケージ」。フロントバンパーやリアディフューザーが専用デザインとなり、さらにカーボン製リアスポイラーも採用。スタンダードの5シリーズ、さらにはMスポーツとも異なる独特のアピアランスを主張する。インテリアでは12時位置にマーキングの入ったアルカンターラ巻きの「Mパフォーマンス・スポーツステアリング」が特徴的だ。
BMW M社が手掛けるこれらのアクセサリーは、一方で運動性能の向上に寄与するパーツも展開されている。
たとえば540i xDrive用プログラムでは、6気筒エンジンのスペックが標準モデルより34ps/50Nm上乗せされた360ps/500Nmとなるほか、クロームまたはカーボン製となるテールパイプには「Mパフォーマンス・サイレンサーシステム」が採用された。また、530d xDriveではエンジンスペックが27ps/30Nmプラスの292ps/650Nmとなる。
そのほか、軽量ブレーキシステムや20インチの「Mパフォーマンス・ライトアロイホイール」などがリストアップされている。
新型5シリーズが日本上陸した暁には、ぜひとも導入してほしいところである。