300万台目はクラブマンJCWオール4
BMWは、英国のオックスフォード工場で生産しているMINI(ミニ)の累計生産台数が、2001年の工場稼働以来15年で300万台に到達したことを発表した。記念すべき300万台目のMINIはクラブマン・ジョンクーパーワークス・オール4だった。
4500名の従業員が携わるオックスフォード工場では、生産されるMINIの約80%が世界110以上の国や地域に向けて輸出されているそうだ。
オックスフォード工場は2001年に稼働。ここを含む3つの工場は、2000年からBMWグループが投じた約17.5億ポンド(約2550億円)により、最先端の塗装施設、ハイテクボディ製造施設、最新のアッセンブリーラインや物流センターを揃えている。そのほか、品質管理やエンジニアリングセンター、スタッフのスキルを磨くトレーニングセンターなども用意され、万全の生産体制が構築されている。
最新の設備を整え、高品質のクルマを作ることによって、世界中のユーザーから絶大な支持を獲得したMINI。15年で300万台というその数字が、なによりの証拠といえるだろう。