LCに続き新プラットフォームを採用
12月9日、レクサスは2017年1月8日から22日にかけて開催される北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で新型「レクサスLS」を世界初公開することを発表した。初代LSはレクサスブランド最初のモデルとして1989年にデビューしており、低燃費でパワフルな走り、モダンな内外装と優れた快適性、高い加速性能と圧倒的な静粛性など、相反する要素を両立。現行の4代目は2006年に発売されている。
5世代目となる新型LSは、2017年春に発売予定の「レクサスLC」に続いて「GA-Lプラットフォーム」を採用。セダンとして十分な居住性と斬新なクーペシルエットを両立した、レクサスのフラッグシップにふさわしい先見的なテクノロジーを採用しているとのことだ。
正式発表に先立って公開された画像ではフロントマスクがうかがえるが、突き出したスピンドルグリルとシャープなヘッドライトがレクサスの表現通りにクーペ的な印象。メカニズム的な内容の多くを共用すると予想されるLCは、467psの5.0リッターV8を採用した「LC500」と、354psの3.5リッターV6ハイブリッドの「LC500h」の2モデルが存在することが明らかにされている。