デザインはアウディSUVの今後を示唆
アウディは北米国際自動車ショーで「Audi Q8 concept」を出展することを明らかにした。Q8は強く傾斜した太いCピラーを採用してクーペ風のスタイリングとしたフルサイズのSUVで、このコンセプトは生産モデルに近い状態に仕上げられているという。
事前に公開されたイラストでは、ワイドなシングルフレームグリルが立体的な造形とされており、Cピラーのデザインと張り出した前後のホイールハウスが往年のアウディ・クワトロに通じるイメージが確認できる。“フルサイズ”とアウディが表現しているだけにボディサイズはかなり大きいようで、室内は広々としていて4つの座席のどこに座っていても快適に過ごせるとのことだ。
アウディのデザイン責任者であるマーク・リヒテ氏は「スポーティさと威信を強く印象づけるデザインとしています」とコメント。このQ8コンセプトで提案されたデザインの方向性は、今後のQモデルにも適用されていくことになる。