デザインは既存のエスカレードの要素を融合させたものに
キャデラックは先日、大型クロスオーバーSUV『エスカレード』のフルエレクトリックバージョンとなる『エスカレードIQ』を導入すること発表、そのティザーイメージが公開されたが、早くも予想CGが制作された。
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初代エスカレードは1999年に登場、5代目となる現行型は2020年にデビューしている。20年以上にわたり、米国のフルサイズSUVのエースとして人気を博してきたモデルが、ついにフルエレクトリック化される。
KOLESA RUにより協力を得た予想CGは、キャデラックのEVと既存のエスカレードの要素を融合させている。フロントエンドでは、現行モデルの彫りの深い形状を維持しているが、LEDライトバー付きグリルを装備。リアエンドでは、テールライトが大胆に側面を包み込むL字型全幅LEDに変更されているほか、スリムなブレーキランプ、スポーティーなサードランプを備えるルーフスポイラーが見てとれる。
また以前捉えられたプロトタイプの足回りには、8つのラグを備えた巨大な24インチのホイールを装着、その巨大なサイズがフェンダーを埋め尽くしていた。さらに内部では、ダッシュボード全体に広がるディスプレイも確認されている。
市販型では、ゼネラルモーターズの「Ultium EV」プラットフォームを採用すると思われる。GMC「ハマーEV」では、300マイル（約483km）の航続距離を実現するために205kWhもの大容量バッテリーパックを積んでいるが、キャデラックがこれと同じセットアップを採用するか不明だ。
IQのワールドプレミアは、2023年後半に予定されているほか、別に2台のEVを発表する計画を持っている。キャデラックのグローバル副社長ロン・ハーベイ氏は、そのうちのいくつかは、世界的に提供されるものになるだろうと述べている。
それらEVの車名は確定していないが、同ブランドでは「Lumistiq」、「Optiq」、「Symboliq」、「Vistiq」らの名前が商標登録されていることが確認されている。
