ミュンヘン中心部のオープンスペースで行われた世界最大のモビリティ見本市で展示された、ポルシェ「911の60年」を記念して一風変わった彫刻。
ヴィッテルスバッハー広場の展示スペースに設置された「ポルシェ・911」の巨大なシルエットは、セルフィーの背景として、あるいはXXLスケールの堂々としたモデルとして、「IAAモビリティ」の初日から人気を集めた。再利用可能なルーフ構造は、スポーツカーのアイコンへのオマージュである。ちょうど60年前、911はIAAで初公開された。
「911はそのユニークなシルエットで世界的に有名です。この彫刻は、何よりもまず、911のアイコニックなイメージを世界的に形成してきたエンスージアスト、ファン、顧客の多くのストーリーと経験を象徴するものです」とポルシェのエクスペリエンシャル・マーケティング責任者であるラグナー・シュルテ氏は語った。
【写真10枚】世界中に知られたそのフォルムを活かした特大展示!
ヴィッテルスバッハー広場の現在のモットーは、60年にわたりポルシェが掲げてきた “最も美しい形でのドライビング “ではなく、”最も美しい形でのセレブレーション”だ。マスコットキャラクターのトム・タルガが、ゲームや発見の旅で小さなカーファンを楽しませた。
子どもも大人も、フォトボックスで写真を撮ったり、ホステスがポラロイド写真を撮ったりすることができた。撮影された写真はQRコードでダウンロードできるほか、その場でインスタント写真として楽しむこともできた。ポルシェのオープンスペースはVDAファミリートレイルの一部でもあり、子どもたちはここのさまざまなステーションでスタンプを集めることができた。
ステージ上のプログラムは2つのシリーズで構成され、「Brave New Love」では、最新のイノベーション、スポーツカーブランドの持続可能な未来への道、その他さまざまなトピックについて視聴者に情報を提供。「911 Love Stories」は、誕生日を迎えた911を取り上げた。
911の最新モデルである1,963台限定の特別モデル「911 S/T」がオープンスペースで初公開された。この壮大なコンセプトカーは、ル・マンスタイルの前方に開くドアと、高性能で効率的な電動パワートレインを備え、ハイパーカーの新しい解釈となっている。