エンタメソースには新たに「ネット動画」を搭載
パナソニックのAV一体型ナビ、「ストラーダ」が2年ぶりとなるモデルチェンジを果たした。ラインアップされるのは6機種で基本機能は共通となる。
大画面モデルは10型有機EL HDディスプレイの「CN-F1X10C1D」、9型液晶HDディスプレイの「CN-F1D9C1D」の2機種。どちらも2DINサイズボディに前後角度、左右角度、高さ調整ができるフローティングスタイルのDYNABIGスイングディスプレイを搭載し、540車種以上への取り付けを可能としている(適合情報は同社公式サイトに掲載)。
また、ダッシュボードに納まるスタンダードモデルのCACEシリーズは7型液晶HDディスプレイ搭載で、200mmワイドサイズボディの「CN-CA01WD(カー用品店限定モデル)」、「CN-CE01WD」、2DINサイズボディの「CN-CA01D(カー用品店限定モデル)」、「CN-CE01D」の4機種が揃う。
もっとも注目なのは通信によってエンタメ機能やナビ機能を向上させていること。スマホのテザリング接続やモバイルWi-Fiルーターを介して外部からさまざまな情報を得る。
エンタメソースには新たに「ネット動画」を搭載し、ここからYouTube、TVer、Prime Video、U-NEXT、TELSA、NBA-Rakuten、SPOOXという7種類の動画配信サービスを選べる。有料サービスは契約をしなければ見られないがログイン操作も行える。
ナビ関連では「オンライン名称検索」を新搭載。サーバーに収録されている最新の検索データを通信で取得し、オープンしたばかりの店舗や施設も探し出せる。地域と名称を入力しての絞り込みもでき、、検索結果リストは現在位置から近い順にも並べ替えられる。
さらに「ワンタッチ地図更新」は画面上の「部分更新」または「全更新」のボタンにタッチするだけで内蔵データを書き替えられる。CN-CE01WD/CN-CE01D以外については最大3年間の無料更新権が付帯し、つねにに新鮮な地図や検索データが使える。
スマホとの連携機能も大幅に強化。iPhoneの場合は「Apple CarPlay」、Androidスマホの場合は「Android Auto」に対応しており、どちらもスマホにインストールされている対応アプリの情報をナビ画面に表示し、タッチパネルで操作が可能だ。接続方法はワイヤレスとワイヤード(CN-F1X10C1DとCN-F1D9C1DはUSBタイプC端子を搭載)の両方を使用できる。