
デビューは最速で2026年秋、遅れれば2027年内か?
マツダは現在、かつて販売していた「RX-7」後継スポーツカーを開発中と思われるが、その最新情報を元に予想CGを制作した。
初代RX-7は、1978年に発売、高性能スポーツカーとして人気を博しました。最終モデルとなる第3世代は、1991年に登場、2003年に惜しまれつつも生産終了となり、25年の歴史に幕を閉じています。そしてついに、23年の時を経て後継モデルが投入されそうなのだ。
気になる量産型デザインだが、2023年の「ジャパンモビリティショー2023」で話題となった「アイコニックSP」にインスピレーションを得た、シンプルながら、無駄のない流美なデザインフォルムが特徴。フロントエンドには、マツダデザインである六角形のグリルを装備、その両サイドには大きくえぐった両サイドにデユーフューザーを配備するようだ。
シャープの釣り上がるヘッドライトの内部には、最新のマツダ 6eに似た、逆L字のLEDデイタイムランニングライトセットアップが配置される。ドアノブは従来のものとは差別化され、スポーツカーらしいウインドウマウントタイプに、またサイドスカートは前面に押し出したデザインとなりそうだ。
後部では、「アクティブリアスポイラー」を採用。同社が特許申請をした特許画像では、テールライトの上部に重なるように配置され、高速では、自動で角度を変えてダウンフォースを生む。
【画像6枚】マツダRX-7の後継モデルと期待される「RX-9」の予想CGを見る
注目のパワートレインは、820cc x 2ローターターボに電気モーターで、アイコニックSP同様に縦置きとなる。駆動方式はFRで、最高出力は350psを発揮、ドライサンプの採用で重心がかなり下がることだろう。またトランスミッションは、6速MT及び6速ATが用意されそうだ。
ボディサイズは4ドアだった「RX-8」より小型化され、全長4180mm、全幅1850mm、全高1150mm、ホイールベース2590mmとアイコニックSP同様が予想されている。
RX-9の名称が有力とされるRX-7後継スポーツカーの登場は、最速で2026年秋、遅れれば2027年内に期待できそうだ。