FCAは5月22日、フェイスリフトを受けた新型「フィアット500L」を本国で発表した。
フィアット500Lは、文字どおり500から派生した4ドアモデルで、ファミリーユースをも可能にしたマルチパーパスビークルとして誕生。日本導入は見送られているが、欧州では高い人気を誇るセグメントリーダーになっている。
3種類のスタイルを設定
コンポーネントの40%が一新された新型は、フロントマスクのデザインを一新。ヘッドライトにはLEDを用いたデイタイムランニングライトが別途組み込まれ、独特の表情を作り出している。
インテリアでは7インチのタッチスクリーンを組み合わせるフィアット・グループ独自のインフォテイメント「Uコネクト」を搭載。AppleのCarPleyをはじめ、各種スマートフォンとの接続性も高めている。
「アーバン」、「クロス」、「ワゴン」の3種類のスタイルが設定された点も特色だ。なかでも最低地上高が25㎜高められる「クロス」は、オフローダーのイメージを強調。ボディの前後にバンパーガードが備わるほか、サイドプロテクションが装着される。