メルセデス・ベンツ日本は、新型「メルセデス・ベンツEクラス・クーペ」を5月31日に発売した。モデルラインナップおよび税込車両価格は以下のとおり。
・E200クーペ:682万円
・E200クーペ スポーツ:750万円
・E300クーペ スポーツ:835万円
・E400 4マチック クーペ スポーツ:1037万円
上級グレードに4マチック仕様を設定
Eクラス・クーペは1968年に誕生して以来、およそ50年の歴史を持つメルセデスの伝統あるモデル。初代の250Cや280CE(114/115シリーズ)から、同モデルのセダンをベースに2ドアモデルとしてAピラーより後ろをクーペ専用デザインとし、流麗なルーフラインやサッシュレスウインドー、Bピラーレスによる広いグラスエリアを特徴としている。
新型は、セダンと同様の安全性と快適性を実現しつつ、自動運転によりドライバーにかかる負担を軽減する機能をはじめとした安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」などの革新技術や、メルセデス・ベンツの最新デザインを取り入れ、流麗かつシンプルで美しい曲線美をボディサイドに採り入れたスタイリッシュなエクステリアと上質なインテリアを備えている。
先代モデルに比べてボディが拡大した効果で、室内空間と快適性が向上した。後席レッグルームは+74mm、後席ショルダールームは+34mm、そして後席ヘッドルームは+15mmを実現。クーペならではのセパレートタイプのシート4席は、長距離ドライブの際の快適性に優れるとともに、高級感を醸成するデザインをふんだんにあしらうことで、スポーティラグジャリークーペ独特の上質感を演出している。
高精細の12.3インチディスプレイを2つ組み合わせるコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に入るべきさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上部のセンターディスプレイで構成。ディスプレイのデザインは「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類から好みで選択することができる。
E200には184ps/300Nm、E300には245ps/370Nmを発揮する2.0リッター直4ターボを、そして4輪駆動「4マチック」仕様となるE400には333ps/480Nmを引き出す3.0リッターV6ターボを搭載。いずれのエンジンにも9速AT「9Gトロニック」を組み合わせ、質の高い走りと低燃費を両立させている。