次世代の「ドリーム・ファクトリー」へ特別潜入
2026年9月23日にワールドプレミアされたベントレー史上初のピュアBEVモデル、トルカル。そのVIPメディア・プレビュー・イベントにおいて、彼らがトルカルをはじめとした今後の電動化モデルのために再構築、整備を進めていた「ドリーム・ファクトリー」も世界で初めて見学することができた。
【画像16枚】AIと職人技が融合した次世代工場。ベントレー初BEV「トルカル」の生産ラインを写真でじっくり見る
戦前の航空機エンジン工場が最新BEVの生産拠点へ
ベントレー・クルー本社工場は、ヨーロッパに戦争の影がちらつき始めた1938年に「英国を救った」と言われる傑作航空機エンジン、ロールス・ロイス・マーリンV12気筒の製造拠点として建築されたものだ。そして戦争が終わり、その役目を終えると1946年から自動車専門工場として稼働するようになり、1998年にベントレーがVW傘下に収まってからも今日に至るまですべてのベントレーの生産を行ってきた。
その間、工場には様々な投資、改良が加えられていく一方、基本的な外観は1938年の建設当時のまま……という状態が長らく続いたが、2020年に長期事業戦略「ビヨンド100」が発表されカーボンニュートラル化が目標に掲げられたのを機に再開発に着手。
それまでベントレー本社敷地を分断していたピムスレーン通りと、サニーバンクロード通りが閉鎖され工場敷地に編入されると、フラッグシップショールームCW1ハウス、ローンチクオリティセンター、エンジニアリングテクニカルセンター、ペイントショップといった新たな建造物が次々と建てられ、クルー工場の様子は一変することとなる。
設備は最小限に。柔軟性を極めた「ドリーム・ファクトリー」の全貌
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