日本限定20台の「エスカレード NOIR EDITION」を発売
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2026年10月29日、キャデラックのフラッグシップSUV「エスカレード」に日本限定モデルとなる「キャデラック エスカレード NOIR EDITION(ノアール エディション)」を設定し、同日より販売を開始した。販売台数は限定20台で、価格は2100万円(税込)となる。また、これと同時にエスカレードを月々定額で3年間利用できる特別リースプログラム「ESCALADEフラットプラン」の提供も開始した。
マットとグロスの競演が極上の黒を生む特別仕様車
1999年の初代モデル登場以来、フルサイズラグジュアリーSUVの頂点として君臨し、クラブシーンやヒップホップカルチャーのアイコンとしても存在感を示してきたエスカレードに、特別な黒を纏った限定車が登場した。「スポーツ」グレードをベースとするこのノアール エディション最大のハイライトは、ボディの随所に施されたペイントプロテクションフィルムである。自動車用保護フィルムで世界シェアトップを誇るXPEL社製のマット調フィルム「STEALTH(ステルス)」を、ボンネットやボディサイド、リアテールゲートに採用している。熟練の専任スタッフによって施工されるこのフィルムは、上品な艶を感じさせつつ、柔軟性のある素材で飛び石や傷、紫外線などから塗装面を物理的に保護する高い機能性を備えている。
一方で、フロントグリルサラウンドやボディ下部には輝きのあるグロスブラックを採用した。ボディ全体を単一のマットで覆うのではなく、重厚感漂うマットブラックと洗練された輝きを放つグロスブラックの美しい対比を設けることで、最高の黒を創出している。足元には22インチのアフターミッドナイトフィニッシュアロイホイールを装着し、室内には専用のパッセンジャーオーナメントや、車名プレートとシルバーパイピングを施したオリジナルフロアマットを装備することで、限定20台にふさわしいプレミアム感を演出している。
残価保証型の特別リースプランでフラッグシップを身近に
限定車の発表と同時に、エスカレードをより身近に体験できる特別リースプログラム「ESCALADEフラットプラン」も全国の正規ディーラーでスタートした。これは契約満了時に予測される車両の残存価格をあらかじめ設定し、新車価格から差し引くことで月々の負担を軽減する、3年間の残価保証型リースである。月額料金には新車の登録諸費用や自賠責保険、3年分の自動車税が含まれており、残価清算を行わないクローズドエンド方式を採用しているため、原則として契約満了時には車両を返却するだけで追加精算は不要となる。毎月の支払いを均等化できるため、法人や事業主はもちろんのこと、個人でも合理的な出費の管理が可能だ。
対象となるモデルはフロアマット付きの「プラチナム」および「スポーツ」の2車種である。3年間で3万24kmという走行距離条件などはあるものの、月々のリース料(税込)はプラチナムが26万4110円、スポーツが27万3460円に設定されている。契約期間中は正規ディーラーによる法定12ヶ月点検や、新車と同じ無償メンテナンスプログラムのサポートを受けられる。圧倒的な存在感やラグジュアリーを極めたインテリアがもたらす至高のドライビング体験を、より多くの顧客へ届けることを目的としたこのプランは、キャデラックのフラッグシップSUVを身近に引き寄せる魅力的な機会となるだろう。
【ル・ボラン編集部より】
本誌の試乗でも「6畳間に置いた100インチテレビ」と評されたその規格外の巨躯は、緻密さを競う欧州勢とは一線を画す大らかな包容力を湛えている。強面ながら低回転からジワジワとトルクが溢れ出す優しい乗り味こそ、エスカレードの真骨頂だ。今回の限定車は、艶消しと光沢という相反する黒の対比によってその威容を一段と際立たせた。さらに残価保証型リースの導入は、ブランドが電動化へ舵を切る過渡期において、熟成極まる6.2L V8 OHVの鼓動を合理的に堪能するための、大人に向けた粋な招待状と言えるだろう。

