空力性能をさらに高めるカーボンパーツを設定
10月31日、BMWは同日に開幕したラスベガスのSEMAショーにて、新型BMW M5のMパフォーマンスパーツを初公開した。
構成されるパーツは多岐にわたる。エクステリアではフロントおよびサイドのアタッチメントやリヤスポイラー、リアディフューザーなど、エアロダイナミクス性能をさらに高めるパーツをラインナップ。これらはすべて軽量なカーボンファイバー製で、最適化された空力特性とスポーティなハンドリングを実現する。
一方で、視覚的にもMパフォーマンスパーツの存在感を高めている。フロントバンパーやサイドにはBMW Mのモータースポーツストライプが入れられるほか、ハンドメイドのMパフォーマンスカーボンファイバーエンジンカバーエクステンションキットなどをラインナップ。インテリアでは、アルカンターラ張りの専用ステアリングやカーボン製シフトレバーカバーなどが選べる。
そのほか、専用セッティングとなるMパフォーマンス・コイル・サスペンションや、高い制動性能を誇るカーボンセラミックブレーキなど、モータースポーツで培ったノウハウが投入されたパーツが用意された。
そのほか、スマートフォンと連動させることができるMパフォーマンスドライブアナライザーは、ビークルダイナミクスの記録と評価に役立つ革新的なツールとして設定。エンジンのデータをはじめ、走行時のアクセルやブレーキの使用状況、横方向の加速度など、さまざまなデータをスマートフォンに直接表示することができる。