レクサス LS500h
フラッグシップモデルであるLSの5代目を公開すると同時に、そこからさらに先を感じさせるコンセプトカー、「LS+Concept」を世界初披露した。開発のキーワードは「初代を超える衝撃を」で、安全性や先進技術を投入するだけでなく、ドライバーズカーとしての資質を際立たせている。フォーマルで圧倒的な存在感を放つルックスは、6ライトのクーペスタイルを採用。大型グリルシャッターやレーザー光源、電子アウターミラーなどの採用と、実用化を見据えた自動運転技術なども盛り込まれている。また、Fモデルの誕生10周年を機に限定発売されるRC F、GS Fの特別仕様車なども公開された。
レクサス LS+Concept
LS+Conceptに搭載される「Highway Teammate」は、2020年の実用化を目処に開発される自動車専用道路での自動運転に対応したもの。ETCゲートからETCゲートまで、合流、レーンチェンジ、車速、車間維持、分流までを自動で行うものだ。また、2020年代の前半には、一般道での自動運転を見据えた「Urban Teammate」の実用化に向けて研究を進めると公開しており、今後の具体的な情報にも注目。パワートレインは3.5リッターV6に2モーターを組み合わせたハイブリッドと、3.5リッターのV6ツインターボ+10速ATが設定されている。また、燃料電池の搭載も噂されており、今後の進化も目が離せない。