北19号道路(No.010)
丘のうねりを横切るいかにも北海道の直線路。
標津川中流域に広がる中標津町。シベツはアイヌ語で「大きな川」を意味し、同じ呼び名の士別市はサムライシベツ、こちらはネムロシベツと区別されることがある。酪農が産業の中心で耕地のほとんどは牧草地。当然のように、乳牛の数は人口よりも多い。この牧草地を抜ける何本もの道は北海道らしい見事な直線道路がほとんどである。なかでも北部に位置する開陽台の横を走る北19号道路は丘のうねりを横切るように直線が続き、すこぶる気持ちがよい。
ご当地情報
◎正式名称/中標津町道19号
◎区間距離/5km
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/7月上旬
アクセスガイド
道東エリアの中心地、帯広市街から中標津までは道東道で本別ICまで走り、そこから国道241号などで阿寒湖畔を抜けていくルートで約200km。開陽台までは中標津空港から約12km。
観光情報
中標津町観光協会 Tel:0153-73-3111
標津町観光協会 Tel:0153-82-2131
文:佐々木 節/写真:平島 格