会津西街道(No.032)
会津の殿様も行き来した日光へと続く
会津西街道は、会津若松と日光を結ぶ旧街道で、かつては会津藩の参勤交代の行列が行き来した道。現在は国道121号(一部、国道118号などが重複)がその道筋をなぞっている。そのハイライトは湯野上温泉の西に位置する大内宿。会津若松から3つめの宿場町として栄えた集落で、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような茅葺き住居が建ち並んでいる。日中、大内宿の中の道は車両通行止め。駐車場(有料)にクルマを置いて、宿場町の風情を味わおう。
ご当地情報
◎正式名称/国道121号ほか
◎区間距離/130km(日光市-会津若松市)
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/8月上旬
アクセスガイド
大内宿までは、会津若松の中心部から30km弱。会津西街道の南の起点、日光からは国道121号・山王峠越えのルートで約100km。東京方面からは東北道を白河ICで降り、国道289号・甲子トンネルを抜けるルートがおすすめ。
観光情報
会津若松観光ビューロー Tel:0242-27-4005
大内宿観光協会 Tel:0241-68-3611
文:佐々木 節/写真:平島 格