くしもと大橋(No.069)
本州最南端の大空と大海原を満喫する。
弘法大師が天の邪鬼と賭け事をして作られたという伝説が残る橋杭岩。この海の浸食によって削られた大小40余りの岩柱の沖合に見えるのが紀伊大島。本州最南端の潮岬からはくしもと大橋で渡ることができる。島へ向かうと空へ飛び立つような長さ386mの ループ橋で高さを確保し、続いて港を眼下にしながら長さ290mのアーチ橋で海峡をまたぐ。大橋から紀伊大島の東端、樫野崎までは7km。潮岬を一回りすると12km。どちらも気軽に楽しめる。
ご当地情報
◎正式名称/県道40号樫野串本線
◎区間距離/1.5km(串本町-紀伊大島)
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/4月上旬
アクセスガイド
串本町までは紀伊半島東海岸の紀勢自動車道尾鷲北ICから国道42号を経由して約67km。西海岸側では阪和自動車道南紀田辺ICから国道42号を経由して約70km。ともに国道42号はおおむね走りやすい快適な道。
観光情報
串本町観光協会 Tel:0735-62-3171
文:佐々木 節/写真:平島 格