新エンジンとアイドリングストップ機構を搭載
プジョー・シトロエン・ジャポンは3月8日、マイナーチェンジを受けた3008を発表し、同日より販売を開始した。3008 Allure(アリュール)の1グレード展開で、車両価格は349万円である。
プジョー3008はクロスオーバーSUVとして誕生。2010年6月に欧州で発売を開始し、2011年6月に日本に初上陸した。2014年2月にフェイスリフト版に切り替わり、新世代マスクへと生まれ変わったというのがこれまでの経緯だ。
新型3008最大の特徴は、新型1.6リッターターボエンジンの搭載だ。165psを引き出す最高出力は、従来型を9ps上回るスペック。それと同時に、スタート&ストップ機構の搭載も寄与するJC08モード燃費は、従来型から40%向上した14.6km/Lをマークしている。組み合わせるトランスミッションは第3世代の6速AT「EAT6」だ。ちなみにエンジンの最大トルク24.5kgmは従来型から変わらない。
ラフロードや雪上など、さまざまな条件下で確かな走行性能を発揮する電子制御機構「グリップコントロール」は、従来型から引き継ぎ、標準で搭載された。
エクステリアはSUVらしい力強さと都会的でスマートな雰囲気を両立させたデザインテイスト。フローティンググリルを配したフロントマスクは新世代プジョーを実感させるものだ。ボディカラーは全5色をラインナップする。
一方、インテリアでは上下分割開閉式テールゲートをはじめとする使い勝手の良さは踏襲されている。シート地がファブリックとテップレザーのコンビとなるほか、パノラミックガラスルーフやバイキセノンヘッドライト、カラーヘッドアップディスプレイなどが標準装備となるのも魅力だ。
さらに、プジョー伝統のフットワークを演出する第3のフットワークともいえる「ダイナミックコントロール」をリアアクスルに搭載することによって、高いロードホールディング性を実現している美点も、従来型からキャリーオーバーしている。
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