衝突を予期するとシートベルトを巻き上げる!
ビー・エム・ダブリューは3月10日、BMW X5およびX6に「レーン・チェンジ・ウォーニング」と「アクティブ・プロテクション」を新たに標準装備し、同日より発売すると発表した。車両価格はBMW X5が865〜1598万円、BMW X6が922〜1625万円である。
両モデルは、従来型から歩行者検知機能付き衝突回避・軽減ブレーキや、走行車線の逸脱をドライバーに警告するレーン・ディパーチャー・ウォーニング、前方の車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行なうアクティブ・クルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)など、あらゆる局面でセーフティドライブをサポートする機能が標準装備されていた。
今回仕様変更された新型ではさらに、ふたつのデバイスが追加された。「レーン・チェンジ・ウォーニング」は、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更を促してくれるシステム。
「アクティブ・プロテクション」は、衝突の危険を検知した場合にフロントシートベルトを引き締めるとともに、開いているウィンドウが自動的に閉まり、万一に備えて乗員を最適に保護してくれるもの。また事故発生の際はシステムが車両を停止させ、2次被害を最小限に抑えてくれる。さらに運転中、ドライバーのステアリング操作や車速などの情報をもとに、ドライバーの疲労具合を判断し、ディスプレイ表示によって休憩を促す機能も盛り込まれ、安全運転のサポートまでしてくれるというものだ。
スペックや価格など、より詳しい情報はこちら