ガラスルーフで空の景色が楽しめる新オプション
7月25日、ブガッティはシロンにガラスルーフを採用した新オプション「スカイビュー」を設定したことを発表。8月末にカリフォルニアで開催されるイベント・シリーズ「モントレー・カー・ウィーク」にて披露する。
ご存知のように、ブガッティ・シロンはヴェイロンの後継モデルとして、2016年に世界500台限定で発売された新世代スーパースポーツ。1500ps/1600mを引き出す8リッターのW型16気筒クワッド(4)ターボを搭載し、7速DSG(DCT)を介して4輪を駆動。0-100km/h加速は2.5秒以下、最高速は420km/hをマークする実力の持ち主だ。
このシロン・スカイビューには運転席と助手席それぞれの頭上にあたるルーフの一部分に、65×44cmサイズのガラスパネルを採用。このガラスパネルは薄いガラスに4種類の中間層を備えた新開発の多層構造で、日光の眩惑を防止するほか有害な紫外線をカット。乗員のプライバシーを保護する着色が施されているほか、ラミネート設計により十二分なルーフパネルの剛性や衝突安全性も確保されている。
ガラスパネルを装着したシロン・スカイビューのヘッドルームは、標準モデルに比べて2.7cm広くなっているのも特徴。乗員はシロンの卓越したパフォーマンスを満喫できる一方で、ガラスを通して空の景色を楽しむことができる。シロンの購入者はこのスカイビュー仕様をオプションで注文することができ、すでに受注が始まっている。