326ps/680Nmを発揮する直6ターボディーゼル搭載
9月20日、ビー・エム・ダブリューはX3のラインナップに日本導入初となる高性能ディーゼルエンジンを搭載したMパフォーマンスモデル、「BMW X3 M40d」を設定、同日より発売を開始した。価格は875万円である。
Mパフォーマンスモデルとは、パワートレインおよびシャシーにBMW M社の技術に基づいたスポーティなチューニングを施し、さらに高い走行性能を象徴する専用デザインを採用することで、スポーティな存在感を際立たせたモデル。サーキット走行を想定したBMW Mモデルと、実用性の高さをより重視したBMWモデルの中間に位置付けられ、高いスポーツ走行性能と実用性を兼ね備えているのが特徴だ。
X3 M40dに搭載されるディーゼルエンジンは、326ps/680Nmを引き出す3リッター直列6気筒ターボで、トランスミッションはベースモデルのMスポーツ仕様と同様に8速スポーツATを組み合わせる。とはいえM40dではMスポーツ・ディファレンシャルの搭載により、より正確なトラクション・コントロールを実現しコーナリング性能を高めている。ちなみに、JC08モード燃費は14.9km/Lと発表されている。
ボディサイズは全長4725×全幅1895×全高1675mmで、スタンダードモデルのX3と比べて5mm長く、5mm幅広い。エクステリアでは、キドニーグリルやエアインテーク、さらにサイドミラーキャップをフェリックグレーで統一し、洗練性を際立たせている。ディアルエキゾーストテールパイプはブラッククローム仕上げだ。タイヤサイズはフロントが245/40R21、リアが275/35R21で、Mライト・アロイダブルスポーク・スタリングのホイールを組み合わせる。