市販化は2020年か!?
2018年11月下旬から日本での本格販売が開始される「アルピーヌA110」。ここにきて、なんと「日産版 A110」が開発中との情報が入った。新型アルピーヌA110はルノー・日産アライアンスが開発したユニットを、アルピーヌとルノースポールのエンジニアによる共同チューンで作られているから、この情報が実しやかに語られているのも頷ける。
今回、この情報を元に大きな期待を込めてCGが作成された。
プラットフォームは「A110」と共有し、フロントマスクはV型グリルをライト部まで伸ばして一体感を強調。ライトはボデイに合わせてカーブさせてシャープに。下開口部は大胆なデザインでよりアグレッシブさを演出。サイドもフロントからウインドウ、リアゲートまでつながるラインとリア、フロント、アンダーの吸気口をつなげたラインを強調させ、ミッドシップらしく上下に吸気口を設けている。
パワートレインは、やはりルノー・日産アライアンスが開発した1.8リッター直列4気筒ガソリンターボユニットの日産独自チューンと予想する。
日産のミッドシップ・スポーツといえば、1987年に公開された「MID4-II」。そのデザインはもとより、V6のDOHCツインターボにインタークーラーを搭載した最高出力330馬力というパワーも相まって注目されたが、市販化は見送られている。「日産版A110」の市販化は2020年という情報もあり、もし現実のものになるとすれば、実に33年の時を経て日産は「ミッドシップ・スポーツ」を発表することになる。