2019年からサービスを開始
ベントレーはこのほど、世界で初めて車載Wi-Fiシステムを実現する「ベントレー・アドバンスド・コネクティビティ」を発売すると発表した。このサービスは2019年に、ベントレー現行ラインナップの全モデルで利用可能になる。
ベントレー・アドバンスド・コネクティビティは、ひとつの超高速信号で最大3つのモバイルネットワークオペレータを集約できるマルチチャンネルのバーチャルプライベートネットワーク。接続システムは、ルーターをオンボードDC電源に接続した状態でトランク内に配置される。
Wi-Fiルーターは車内に搭載したブロードバンド接続ハブにリンク。このハブはベントレー・システムをホストサイトのブロードバンドに接続し、比類なき接続性や信頼性、そしてセキュリティを実現する。
搭載システムの構築にあたり、ベントレーは米国の衛生通信事業会社「Viasat(バイアサット)」に協力を要請。同社は世界30カ国でWi-Fi通信事業を展開しており、1400万ものWi-Fiホットスポットを管理。これには主要な商用機や政府の航空機に搭載する衛生を用いた機内Wi-Fiを手がけた実績も含まれている。
ベントレー・アドバンスド・コネクティビティの搭載により、2019年からベントレー車の乗員は、車内で快適な高速モバイルネットワーク通信が可能になる。なお、ベントレーでは、車速110km/hでも安全で確実な通信を提供できると主張している。