ホンダ「NSX」
2015年1月の北米国際自動車ショー(デトロイトショー)でベールを脱いだ新型NSXが待望の発売を迎える。軽量ボディ、ミッドシップレイアウトのV型6気筒直噴ツインターボエンジン、そして最新のハイブリッドシステム。往年のファンならずとも、期待せずにはいられないホンダのフラッグシップスポーツの登場だ。
マツダ「CX-9」
目下絶好調のマツダからは、ミッドサイズクロスオーバーの新型CX-9が発売される。北米向け戦略モデルとして開発されたこの堂々たる体軀のフルサイズSUVは3列シート。「成熟したファミリー」を想定したハイエンドモデルは日本のマーケットにどのような影響を与えるのだろうか。
ニッサン「スカイラインクーペ」
昨年「インフィニティQ60コンセプト」としてデビューしたクーペがついに市販化。年初のデトロイトショーで発表された。日本では次期「スカイライン・クーペ」として発売される模様だが、セダンの発表から発売までのスケジュールに倣うならデビューは11月頃か。
レクサス「LC500」
レクサスから発売されるLC500も今年のデトロイトショーで公開された1台。レクサスでもっともラグジュアリーなクーペモデルであり、日本ではかつてのソアラの後継車種と見るファンも多い。2010年のSCの終了以来、久しぶりに復活する名車の血脈に、スポーツカーファンは胸が熱くなることだろう。
ホンダ「クラリティ FUEL CELL」
近年話題の燃料電池車(FCV)では、昨年の東京モーターショーで披露されたホンダ・クラリティ FUEL CELLが発売される予定となっている。航続距離は700km以上としており、昨年発売されたトヨタ・ミライの約650kmを上回るようだ。スタイリングは近未来感を前面に押し出すことなく、上質なセダンといった雰囲気だ。
以上、ラグジュアリーモデルから究極のエコカーまで、多様な車種の発売が予定されている2016年。「輸入車編」もお楽しみに!