デザインテイストは新型ジュリア譲り
フィアット・クライスラー・オートモビルズは2月25日、フェイスリフトを受けた新型アルファロメオ・ジュリエッタを発表。トリノ、アレーゼ、パリ、マドリード、フランクフルトの欧州5都市で一斉に発表イベントを開催した。
新型のトピックは、前後のバンパー形状を中心に先に発表された新型ジュリアのテイストを取り入れたデザインに刷新したことのほか、新しい120ps/1.6リッター・ターボディーゼル仕様の設定や、Uコネクトシステムの採用が挙げられる。
パワーユニットは多彩に用意された。ガソリンは240psの1.75リッターターボをトップに、170ps/150ps/120psを設定する1.4リッターターボ、LPGとの混合となる120ps/1.4リッターターボ。ターボディーゼルは175ps/150psの2リッターと、120psの1.6リッターである。
このうちデュアルクラッチ式トランスミッションの「アルファTCT」と組み合わされるのは、1.75リッターと1.4リッター(170ps)のガソリン、そして2リッター(175ps)と1.6リッター(120ps)のディーゼルだ。ガソリン仕様は、現在日本で発売中の従来型にも設定されているユニットだ。
トリムレベルは、ジュリエッタ、ジュリエッタ・スーパー、ジュリエッタ・ヴェローチェの3種類が用意され、新型で最上級となるジュリエッタ・ヴェローチェが従来のクアドリフォリオヴェルデの後継に位置づけられ、バンパーのインサートやレザーシートのステッチがレッドカラーとなる。
すでに日本仕様のFCA車にも一部搭載されているインフォテイメントシステムのUコネクトも搭載され、6.5インチのタッチパネルモニターと組み合わされる。