1リッター3気筒ターボをフロントミッドに搭載
オペルはジュネーブショー2016で「オペルGTコンセプト」を初披露した。すべてのスポーツカー愛好家に向けて、オペルが描く近未来のスポーツカー像をカタチにしたものだ。
フロントエンジン・リアドライブがひと目でわかる典型的なFRスポーツのプロポーションをもつオペルGTコンセプト。フロントにミッドシップマウントされるエンジンは145ps/205Nmを引き出す1リッター3気筒ターボで、トランスアクスル方式のシーケンシャル6速トランスミッションを介して後輪を駆動する。車両重量は1トン以下で、0→100km/h加速は8秒未満、最高速は215km/hと発表されている。

内外装は実に前衛的で、美しいプロポーションを損なうおそれのあるドアノブやドアミラーなどのパーツや装飾はいっさい排除されている。またドアパネルはフロントタイヤ後端まで一体化していることに伴い、広いドア開口部をもち、ボディサイドのラインの美しさを際立たせているのも特徴だ。シルバーカラーをベースとしたボディはブラックとレッドがパートごとに塗り分けられ、美しいプロポーションを引き立たせている。

ボタン類がほとんど見られないインテリアも次世代モデルを感じさせる。各操作はインパネのタッチパネルか音声認識システムによって行なわれ、ドアミラーがない代わりに、ダッシュボード両端には車両後部を映すモニターが設置される。

スポーツカーの伝統的プロポーションと先進技術を融合させたGTコンセプトは、きっと未来のスポーツカーに大きな刺激を与えるだろう。