新しい素材とレクサスデザインで高級感を演出
レクサスが全国の販売店で展開する2016年春夏コレクションを発表した。注目はリアルソフトカーボンを使用したランドセル。お値段はなんと15万円である。
リアルソフトカーボンとは、本来工業用に使われるカーボンを“肌に触れ、感じる素材にしたい”という想いをきっかけに、長い年月をかけて開発に成功した新しい素材。カーボンの丈夫さと軽量さ、革のようなしなやかな質感を備えているのが特徴で、幅広い分野に活用されている。開発したのは120年にわたる素材開発の製造と歴史をもつ「hide k 1896」だ。
「hide k 1896」とレクサスのコラボレーションによって誕生したこの高級ランドセルは、人工皮革「ベルバイオ」を組み合わせたレクサスのオリジナル仕様となる。ベルバイオは本革のような高級感あるしっとりした光沢と、軽量で防水・対傷性に優れた最先端の素材で、これらふたつの新しい素材を使用したランドセルの製造は「羅羅屋」が担当した。
ベルバイオ素材のパートのカラーバリエーションは写真のブラックのほか、グリーン、ネイビー、ブラウン、ピンクを設定(リアルソフトカーボン部分はいずれもブラック)。ランドセル本体に加え、筆箱ケースやポーチも付属される。また内側にネーム刺繍を入れるオプションも用意され、選択すると価格は15万3000円になる。
ランドセルは日本独特の小学生向け鞄だが、近年は欧米でもファッションに敏感な有名人を中心に密かなブームとなっている。このデザイン、このクオリティなら、オトナでも使える!? 小学生の愛息・愛娘がいるなら、色違いで揃えてみるというのはいかがだろう。
レクサスの2016年春夏コレクションはこのほかにも、名刺入れやカードケース、コインケースなど、リアルソフトカーボンを使用したアイテムをラインナップしている。詳しくは下記サイトでご確認を。
レクサス2016春夏コレクション