全長は標準モデルより1m長い約6.6m!
ベントレー・モーターズがジュネーブショー2016で、新型ミュルザンヌを発表したことは既報の通り。標準ホイールベース仕様とロングホイールベース仕様「EWB」をラインナップしているが、EWBよりさらに長いホイールベースの「グランドリムジン」も同時に発表されている。
ミュルザンヌ・グランドリムジンの製作を担当するのは同社の「マリナー」。マリナーは、ベントレーのパーソナライゼーションプログラムの製作を担当する同社の特別な部門。卓越した技術を備えた専属の職人がカスタマーの多様な要望に応えてくれる。
このマリナーの手によって誕生したミュルザンヌ・グランドリムジンは、標準モデルのミュルザンヌより全長で1m、全高で79mm拡大されたボディが特徴で、全長は6575mmにおよぶ。後席は対面の4名がけが可能だ。
前後キャビンを仕切るパーテーションには「スマートガラス」を採用。ボタンひとつでガラスの透明・不透明が切り替えられるなど、プライバシーが確保できる。また後席にはiPadの充電スタンドやウッドパネル製折り畳みテーブル、シャンパンボトルクーラー、キャビネットが装備され、その空間はプレイベートジェット機さながらである。
最高級のリアルウッドやレザーを使いハンドクラフトで作り上げられたキャビンは、まさにラグジュアリーの極致。このベントレーならではの匠が息づいた彼らの仕事ぶりは、YouTubeの動画で確認できる。