ニューモデル

新型Cクラスクーペが発売開始! 1.6リッター156psの「Sport」「Sport+」の2グレードで発進

まずは右ハンドルのC180から。AMG C63も近日発表!

 3月14日、メルセデス・ベンツ日本は新型「Cクラスクーペ」を発表、同日販売を開始した。CクラスセダンのアルミニウムハイブリッドボディをAピラー後方から2ドアクーペ専用に設計し直した、モダンラグジュアリーを体現したSクラスクーペに通じるスタイリングを特徴としている。

 先代よりも延長したエンジンフードによるスポーティなフロントセクションには、きらびやかなダイヤモンドグリルを採用している。Aピラーはセダンよりも寝かされており、全高は25mm低くされた。それを強調するように、ボディサイドのプレスラインもドアハンドルと重なる高い位置に、リアホイールアーチの後方まで延長。全体のディテールはAMGラインでまとめられた。

 ボディサイズは先代比で全長65mm、全幅30mm、ホイールベース80mm拡大されており、余裕の室内空間に。また、空気抵抗係数も先代の0.27から0.26へと向上しており、セグメント最高水準の空力特性を実現し、燃費を高めるとともに風切り音を減少させているとのことだ。

 パワートレインは156ps (115kW)/250Nmを発生する1.6リッター直4“BlueDIRECT”ターボエンジン+7速AT“7G-TRONIC PLUS”の組み合わせ。欧州仕様モデルには2.0リッターターボガソリンのC200/C250/C300や2.2リッターターボディーゼルのC220d/C250d、メルセデスAMG C63も用意されているが、日本仕様は上記の仕様のみでまずは展開される。7G-TRONIC PLUSには5つの走行モードが用意されており、ドライバーは“ダイナミックセレクト”で瞬時に選択可能だ。

 安全装備面では“レーダーセーフティパッケージ”が標準装備。クルマの周囲ほぼ360度をカバーするステレオマルチパーパスカメラやレーダーセンサーを中核とする“インテリジェントドライブ”により、自車のみならずほかの道路利用者をも含む包括的な保護を目指すとともに、状況に応じてステアリングやアクセル、ブレーキを制御する部分自動運転も提供する。

 グレードは「Sports」および「Sports+」のふたつで、価格はそれぞれ547万円と585万円。ともに右ハンドルのみとなっている。他グレードの導入の可能性や時期については不明だが、先代の例からするとメルセデスAMG C63の導入は十分に考えられそうだ。

スペックや価格など、より詳しい情報期はこちら

http://www.mercedes-benz.co.jp

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