見事300km/hオーバーを達成!
3月1日から開催されたジュネーブ・モーターショー2016にてワールドプレミアされた「ジャガーFタイプSVR」。映画『ワイルド・スピード』シリーズで主人公ドミニク・トレットの恋人レティ・オルティス役を演じているミシェル・ロドリゲスがこのFタイプ最強の1台に乗り込み、見事、公称最高速度の200mph(約322km/h)を超える201mph(約323km/h)を達成した。
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テスト走行の舞台に選ばれたのは、最高速チャレンジの名所として知られるネバダ州の砂漠の中の一本道。ミシェル・ロドリゲスはプライベートでも飛ばし屋らしく、これまで自身の運転で140mph(約225km/h)を経験しているとのことだったが、さすがに300km/hオーバーの世界は刺激的だったようで、走り終えたあとは「信じられない気分!」と大はしゃぎだったそうだ。
ミシェル・ロドリゲスのコメント:
「FタイプSVRはハンドルでの修正がほとんど必要なく、本当にスムーズでした。とても集中したのは確かですが、Fタイプも完璧に走ってくれました。安全が何より大切だと思っているのでアウトバーン以外でこんなにスピードを出すなんて想像もしていなかったけれど、自分の限界を超えることができて新鮮な気分です。これまでのどんな体験よりも優雅な感覚でした」
ジャガー・ランドローバーSVOのマネージングディレクターを務めるジョン・エドワーズ氏によれば、今回のチャレンジは、FタイプSVRが毎日の足として使えるクルマでありながら、これまでのどのジャガーよりも俊敏で速くて力強い、200mphの全天候型スーパーカーであることを証明するのが目的だったそうだ。比較的安全な環境下とはいえ、レース経験のない彼女が300km/hオーバーの世界に不安なく踏み込めたというのだから、その能力に疑う余地はなさそうだ。
ジャガー市販モデル史上最強の575ps(423kW)を誇るFタイプSVRはクーペとコンバーチブルのふたつのボディタイプが設定されており、日本での価格はクーペが1779万円、コンバーチブルが1936万円。ちなみに公称最高速は、クーペが322km/h、コンバーチブルが314km/hとなっております。
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