洗練されたインテリアにも注目
PSAグループは北京モーターショー2016で中国市場専用モデルとなる新型シトロエンC6を世界初披露した。
PSAグループと中国の合弁企業である東風シトロエンと共同で開発された新型C6は、全長4.98×全幅1.89×全高1.47mのボディを持つDセグメントサルーン。ホイールベースは2.90mである。車両の詳細なスペックや装備内容は、2016年後半に正式発表されるとのこと。
プロポーションは比較的オーソドックスだが、確かな存在感を放つグリルとLEDを巧みに配したヘッドライトで構成するフロントマスクは特に印象的なデザインだ。
モダンなイメージを強調するインテリアはシートやトリムにナッパレザーが用いられ、ラグジュアリーな雰囲気を発散。ウッドやブラッシュドアルミが随所に使われ洗練されたイメージは強い。シートは前後ともに空気圧によるマッサージ機能が備わる。
メーターパネルは12インチでデジタルとアナログが融合したデザインが特徴。一方、センターパネルには8インチのタッチスクリーンが使われ、操作性の高いインフォテイメントシステムを予感させる。そのほか自動ブレーキシステムや、360度ビジョンを持つダイナミッククルーズコントロールなど先進技術の投入も惜しみない。
新型シトロエンC6は2016年末には中国での販売がスタートする予定だ。