厳選の18アイテムをバックパックに収納
ヤナセのグループ会社、ヤナセオートシステムズは、外出先で災害に遭遇するなどクルマを駐車して避難する際に役立つ「ヤナセ帰宅支援キット」を、全国のヤナセグループネットワーク販売店を通じて5月7日から発売した。販売価格は3万6000円である。
このキットは、自動車ディーラーが取り扱う防災用品としてクルマでの外出時に役立つことをコンセプトに設定。想定される利用シーンは、「外出先で災害に遭遇し、クルマを駐車して自宅もしくは近隣の避難所まで徒歩でたどり着くこと」。距離で30km、時間にして24時間以内の避難行動を支援する、全18アイテムを車載用に厳選してワンセットにしている。
オリジナルバックパックに収容されるのは、落下物や転倒によるケガから頭を保護する折りたたみ式ヘルメットをはじめ、長時間の徒歩移動に備えて靴擦れやまめを防止する保護パッドやヘッドライト、パック入り飲料水など、18のアイテムで構成。そのほか、避難行動時の注意点をまとめた独自編集の帰宅支援マニュアルも添えられる。ちなみに、このバックパックのサイズはH32×W30×D17cmで、すべてのアイテムが詰められたキットの重量は3080gになる。
特に東日本大震災以降、防災意識の高まりからホームセンターなどで防災キットが発売され、日常的に備えることが一般的になっている。ヤナセオートシステムズではそれに先駆けて2005年に車載用として「ヤナセ・オリジナル防災キット」を発売。これまでに5万セットを超える販売を記録している。2010年からは毎年その売り上げの一部を日本赤十字社に寄付することで同社の活動を支援し続けている。ヤナセオートシステムズは今回発売した「ヤナセ帰宅支援キット」でも同様に、寄付活動を継続していくという。
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