5作目となるザガートとのコラボモデル
アストンマーティンは、5月21〜22日にイタリア北部のコモ湖畔で開催されたヒストリックカーイベント「コンコルソ・デレガツァ・ヴィラ・デステ」において、「ヴァンキッシュ・ザガート・コンセプト」を世界初披露した。
イタリア・ミラノに本拠地を置くカロッツェリア、ザガートと、アストンマーティンのコラボレーションは、このヴァンキッシュ・ザガート・コンセプトで5作目を数える。
英国ゲイドンのアストンマーティン本社で開発・エンジニアリングされたこのモデルは、アストンマーティンならではのプロポーションを維持しながら、躍動感とダイナミズムが強調されているのが特徴だ。ボディパネルはすべてカーボンファイバー製で、大きな1ピースパネルを使うことによって、パネルの継ぎ目に現れるスプリットラインを大幅に減らしている。円形リフレクターを採用したテールライトはザガート・デザイン伝統のリアビューを彷彿とさせるもので、このテールライトユニットには、アストンマーティンのサーキット専用スーパースポーツモデルのヴァルカンと同一のLED“ブレード”テクノロジーが応用されている。
アストンマーティンのエグゼクティブ・バイス・プレジデントでチーフクリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、このモデルについてこのようにコメントしている。
「アストンマーティンは長年に渡って独自のデザインランゲージを発展進化させるとともに、 洗練させることに磨きをかけてきました。さらに、CC-100、One-77、ヴァルカンなどのスペシャルシリーズモデルによって、時代の先を追い求めてきました。ヴァンキッシュ・ザガート・コンセプトは、アストンマーティンとザガートが力を合わせ、いかにしてアストンマーティン・デザインの境界を押し広げるかを雄弁に物語っています」
一方、ザガートのCEOであるアンドレア・ザガートは、「私たちは、アストンマーティンとの強力なパートナーシップとともに、両社の叡智を見事に共有してヴァンキッシュ・ザガート・コンセプトを製作したことに誇りに感じています。このニューモデルは、50年前から連綿と続く重要な関係の本質を表しています」と述べている。
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