中国の合弁会社「BMWブリリアンス」で生産
7月18日、BMWは中国市場向けの新型車「BMW 1シリーズ・セダン」を発表した。このモデルは2015年の広州モーターショーで公開されたBMWコンセプト・コンパクト・セダンの市販バージョンで、開発とテストには中国人エンジニアが参加し、中国内のさまざまな道路状況や気候条件に合わせて最適化されているのが特徴となっている。
ボディサイズや搭載されるエンジンなどは公表されていないが、ハッチバックの1シリーズともクーペの2シリーズとも微妙に異なるフロントマスクが与えられていることから、かなり力を入れて開発されたモデルであることがうかがえる。装備面でもBMWコネクテッド・ドライブをはじめとする豊富なインフォテインメントや安全装備を充実させ、プレミアムコンパクトにふさわしい内容になっている模様だ。
生産は、X1、2シリーズ・アクティブツアラーなどとともに中国現地にて行なわれる。これまで中国専用車として開発されたモデルが日本に正規導入された例はいまのところないが、日本でも需要がありそうなサイズ感だけに、期待したいところだ。