最新のエアサスによる高い機動力を期待
フルモデルチェンジで時代の最先端に立ったメルセデス・ベンツEクラスサルーン/ステーションワゴンに続いて、この秋パリ・サロンでのデビューを予定しているのがこの少し背の高いSUV風ワゴン、オールテレインだ。言うまでもなくこれは、アウディのA4/A6オールロードクワトロやボルボのV90クロスカントリーに対抗するためのモデルだ。
エクステリアの改良はEクラスワゴンの車高を上げ、フェンダーフレアや前後にバッシュプレートを装備するという先行するライバル同様の手法をとる。これはおもに欧州で小山のごときSUVを好まぬ層に支持されている車型で、ニッチといわれ続けたが、いまや少なからぬ台数のさばける市場を形成している。
パワートレインは欧州におけるメルセデスの新標準となる直4と直6のガソリンおよびディーゼル、現時点ではV8やAMGスペックの搭載は未定。もちろんプラットフォーム的にはPHVもありだが、こちらもいまのところ投入されるかどうかは不明だ。9速ATの9Gトロニックと前後不等トルク配分となるフルタイム4WDシステム、可変バネレート、車高調整、セルフレベリング、アダプティブダンピングを備えるエアマチックサスペンションなど、最新のメカニズムを採用してくるとみられている。