先代モデル比では約1割ほど上昇
9月9日、日産の海外向け高級ブランド、インフィニティは新型インフィニティQ60の「Red Sport 400」の価格を、後輪駆動モデルが5万1300ドル(約526万円)から、4輪駆動モデルが5万3300ドル(約546万円)からと発表した。Red Sport 400はQ60のフラッグシップモデルに位置づけられ、400ps/475Nmを発生する3.0リッターV6ツインターボの新開発VRシリーズ・エンジンを搭載している。
パフォーマンスを重視したモデルらしく、Red Sport 400には大径スポーツブレーキシステム、デジタルダイナミックサスペンション、セミアニリンレザーのスポーツシート、アルミニウムがあしらわれたペダルとパドルシフト、19インチ・アロイホイールなどが採用され、トランクリッドとフロントフェンダーにクローム仕上げの赤い“S”バッジが装着される。
新型インフィニティQ60の最上級モデルは、従来モデルの最上級モデル比で1割ほど価格が上昇している。従って、日本仕様となるスカイライン・クーペも新型で同じ割合で値上げされるとすると、ハイエンドモデルは後輪駆動が550万円程度、4輪駆動が570万円前後になる計算だ。ただし、円ドル為替は先代モデル当時よりも1割以上円高になっていることを考慮すると、日本仕様は先代モデルと同等もしくは低い価格設定になる可能性もなくはない。なお、日本仕様スカイライン・クーペは、2016年内にも発表されるとのウワサだ。