グレードは全3タイプ
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、フェイスリフトを受けた新型ザ・ビートルを9月21日に発売した。モデルラインナップおよび税込車両価格は下記の通り。
ザ・ビートル ベース:234万9000円
ザ・ビートル デザイン:269万9000円
ザ・ビートル 2.0 Rライン:345万9000円
外観では前後のバンパーデザインを刷新し、スポーティさと精悍さが増したイメージに。ボディカラーは新色のボトルグリーンメタリックとストーンウォッシュブルーメタリックを含む全8色が設定された。そのうちハバネロオレンジメタリックは3万2400円高の有償カラーとなる。
インテリアもデザインが刷新され、クールな室内空間を演出している。特にザ・ビートル デザインでは、ダッシュパッドやドアトリム、ステアリングトリムがボディカラー同色に。これをブラックまたはベージュの専用格子調ファブリックシート、オプションのレザーシートと組み合わせることにより、最大32通りのカラーコンビネーションを楽しめるのだ。
安全性の面では、ドライバー疲労検知システム「ファティーグ・ディテクションシステム」を全車に標準装備したほか、「ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)」や「リアトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)」をザ・ビートル 2.0 Rラインに標準、ザ・ビートル ベース/デザインにオプション設定するなど、最新の装備を採用している。
コネクティビティでは、フォルクスワーゲンが提供するオンラインサービス「Car-Net」のひとつである「App-Connect」を搭載したVW純正インフォテインメントシステム「Composition Media」を全車標準装備し、スマートフォンと接続するだけでMirror LinkやAppleのCarPlay、GoogleのAndroid Autoといった通信プロトコルが利用できる。さらにオプションの純正ナビゲーションシステムも機能を大幅に向上させた最新の「716SDCW」にスイッチしている。
パワートレインは基本的に従来型が踏襲された。ザ・ビートル ベース/デザインには105ps/175Nmを発揮する1.2リッターターボと7速DCTを、同2.0 Rラインには211ps/280Nmを引き出す2.0リッターターボと6速DCTを搭載する。タイヤサイズは同ベース/デザインが215/60R16、同2.0 Rラインが235/45R18だ。
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