安全装備を“民主化”してきた歴代ゴルフ
10月14日付の本サイトでお伝えした通り、フォルクスワーゲン(VW)ゴルフが11月に新型へと移行する。
新型の詳細はいまだベールに包まれたままだが、このほどVWから、1974年の初代から現行型まで、7世代に渡るゴルフ・シリーズに採用されてきた安全装備の数々が、改めて発表された。
そして「VWゴルフの安全運転支援システムは多彩で、今後も、交通環境をより安全なものにしていく」と、VWは主張している。この発表により、次期型ゴルフにも新たな先進安全装備の採用が予想できる。
来月登場する新型は果たしてマイナーチェンジ版なのか、それとも8代目「ゴルフ8」なのか、そしてXデーはいつなのか。続報を待ちたい。
VWゴルフ・シリーズ 安全装備の歴史
1974年:初代にニュートラル前輪駆動を採用
1976年:初代に3点式シートベルトとヘッドレストを採用
1986年:ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を2代目の「シンクロ」に採用
1992年:3代目の運転席と助手席にエアバッグを搭載
1996年:3代目の全車にABSを標準装備
1998年:4代目にESC(横滑り防止装置)を採用
1998年:4代目にブレーキアシストを採用
1999年:4代目の全車にESCを標準装備
2003年:衝突時にドライバーの安全確保に貢献するペダルクラスター(COF)を、5代目に採用
2008年:6代目にACC(アダプティブ・クルーズ・コントール)と運転席ニーエアバッグを搭載
2012年:7代目でACCにフロントアシストプラスと緊急自動ブレーキを付加
2012年:7代目に衝突後の自動ブレーキシステムと乗員保護システムを搭載
2014年:ゴルフ・スポーツバン(日本未導入)にブラインドスポットモニターとリアトラフィックアラートを採用 ※写真