各パーツは2017年にも発売へ
11月1日、トヨタUSAは11月1日から4日にかけて米ラスベガスで開催されるSEMA(米国自動車用品工業界)ショーに、5.0リッターV8エンジンの排気量を5.6リッターに拡大して最高出力を467hpから525hpに向上させ、ボディワークやシャシー関連をカスタマイズした「レクサスLC500」を出展したことを発表した。
LC500のカスタマイズモデルはエアロダイナミクスを向上させるボディワークに、アップグレードされたサスペンションやブレーキ、ホイール、タイヤを装着。エンジンはHard Media, Inc.とD SPORT Magazineの構想に基づきClub DSPORTによって組み上げられ、インテリアはEvasive Motorsportsが担当し、製作はGordon Tign/Beyond Marketingが行なった。
ボディワークの内容はカスタムオーバーフェンダー、前後ディフューザー、サイドスカート、リアウイングの装着。シャシーでは、油圧リフトシステムを採用した車高調整式サスペンション、22インチのHRE P101アルミホイールにピレリPゼロ・ネロ、Brembo製のブレーキシステムが、そしてインテリアではSparco製のカーボンファイバーレースシートとGT3スペックの室内装備、ロールケージが採用されている。
525hpのV8エンジンは、シリンダーボアを94mmから99.5mmへと広げて5.6リッター化。ピストンやコンロッドの変更により、最高許容回転数は9000rpmへと高められているという。
これらのカスタマイズアイテムは、レスサスLC500の市販モデルが発売される2017年の春に販売開始となる予定とのことだ。