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ポルシェの営業利益が大幅増! 「718ボクスター」や「マカン」が好調

従業員数は6年でなんと2倍に

 

 ポルシェは、2016年1月からの9カ月間における営業利益が、前年同期比12%増となる29億ユーロ(約3334億円)、営業利益率が17.4%(前年同期15.5%)に達したことを発表した。

 

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 販売台数は前年同期比3%増となる17万8314台で、売上高は昨年を上回る165億ユーロ(約1兆8969億円)におよんだ。ポルシェAGの財務およびIT担当の取締役副会長であるルッツ・メシュケは、次のようにコメントしている。

 

「私たちは、利益率において世界でもっとも収益性の高い自動車メーカーのひとつであることを維持しています。その結果、e-モビリティ、デジタル化、およびオンライン化の分野において未来への投資費用を賄うことが可能です」。

 

 また、ポルシェAGのオリバー・ブルーメ社長のコメントはこうだ。

 

「ポルシェの魅力的な製品構成は経済的な成功の鍵となっています。すばらしい財務実績が未来の革新的スポーツカーの基盤を築きます。お客様の満足、高い利益率、そして安定した業績のすべてが、私たちが成功を測るために用いるパラメーターとなります」。

 

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 この実績は、販売台数を見れば明らかだ。2016年の9カ月間における累計世界販売台数は、前年同期比3%増の17万8314台を記録。牽引役は718ボクスターやマカンで、ボクスターは前年対比20%増の1万661台、マカンは同13%増の7万1086台とふた桁の伸びを示している。さらに、911は2万5993台で同5%増、718ケイマンは8471台で同4%増と、成長を後押ししている。

 

 一方でルッツ・メシュケCFOは、営業成績の輝かしい成長を、売上高の増加、厳しい固定費の管理、および為替ヘッジの好影響によるものだと考えており、2016会計年度を通じて昨年をやや上回る営業成績を予測している。

 

 このような成功の結果、新しい雇用を生み出している点も見逃せない。2016年の9カ月間で同社の従業員は2万7115名となり、前年同期比13%増加している。こうした継続的な成長により、従業員数は過去6年間で2倍になったとのことだ。

 

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