クラシックカーやレーシングカーの展示も
11月14日、ポルシェは米ロサンゼルスに新しい「ポルシェ エクスペリエンスセンター」を開設したことを発表した。20haの敷地には全長6.5kmの開発トラック、ふたつのサーキットをカバーするトレーニングコースが8カ所、オフロードコース、ダイナミックエリア、スタートコントロール、加速体験用直線路、低ミュー路コース、スキッドパンなどが設置されており、ポルシェ車のパワーやスポーツ性能、安全性を体験することができる施設になっている。
ポルシェ エクスペリエンスセンターは、米国ではすでにアトランタに開設されており、ロサンゼルスは2カ所目。ほかにも仏ル・マン、英シルバーストーン、独ライプツィヒにもあり、2016年の訪問客数は10万人を超えるという。最新のセンターは現在、中国の上海に建設中とのことだ。
ロサンゼルスのセンターでは、インストラクターの指導の下に90分のドライビングレッスンを受けることができ、レーシングカーの展示スペースやレストランも併設されている。
また、同センターはポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカの拠点としても機能し、911 GT3カップ、911 GT3 R、ケイマンGT4クラブスポーツなどの販売、部品供給、カスタマーサービスが実施される。センター入り口にあるワークショップでは、歴史的なレースカーの修復やサーキットマシンのメンテナンス、オーナーやコレクターによるレーシングカーの展示も行なわれるというから、それを見学するだけでも十分に楽しめる。近くへお出かけの際は、ぜひお立ち寄りあれ。