大相撲は十一月福岡場所が開催中
11月17日、ランドローバーBARセーリングチームは、11月18日から20日の日程で開催されるルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会に合わせて相撲の九重部屋を訪問し、レース当日の好天と幸運を祈念したとのことだ。ランドローバーBARは今シーズン、165年の歴史を誇るこのヨットレースシリーズで14ポイント差の首位につけており、英国に初の栄冠を持ち帰るべく日本でのワールドシリーズ最終戦に臨むことになる。
ランドローバーBARセーリングチームの面々は、九重部屋でウォーミングアップに参加したり力士との模擬戦を経験したとのこと。チームで戦術を担当するタクティシャンを務めるジャイルズ・スコット選手は「十一月場所を控えて準備を進める力士のみなさんにお会いできたのはとても光栄です。彼らの強さがどれだけのものなのかはよくわかりませんが、ぶつかり稽古はレンガの壁に突撃しているような感覚でした。ヨットと相撲は完全に別のスポーツですが、精神面での備えや集中力は共通していると思います。忘れられない体験になりました」とコメントしている。
アメリカズカップ本戦への予選にあたるルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズは2年をかけて行なわれ、そこを勝ち抜いたチームは前回大会優勝チームへの挑戦権をかけてアメリカズカップ・チャレンジャーシリーズに進出。そこでの勝者と前回大会優勝の防衛チームによる一騎打ちによって、アメリカズカップの優勝チームが決定する。