ユニークなワンオフの“社用車”
DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にレッドブルBMW M4 DTMで参戦し、26歳の若さながら2014年シーズンに続き今季2度目のドライバーズ選手権タイトルを獲得したドライバー、マルコ・ヴィットマンは、11月18日に、ミュンヘンのBMWワールドで新しい“社用車”を受け取った。
マルコ選手の新たな社用車はM4クーペをベースにMパフォーマンスパーツを内外装に装備。派手めが好みという彼のチョイスで、「ジャバグリーン」と呼ぶ黄緑色のボディカラーをまとうその個体は、非常に個性的でレーシーな雰囲気を強く発散させるものだ。
もちろん、Mパフォーマンスパーツの選択も彼自身が行った。いわばマルコ選手仕様のユニークなワンオフである。エクステリアではカーボンリアディフューザーや大型リアスポイラーが目を引く。インテリアではカーボンギアセレクタートリムや、ペダル、LED照明付きスカッフプレートなどが特徴的だ。なお、Mパフォーマンスパーツがモータースポーツで培ったノウハウを存分に採り入れていることは、もはや言うまでもないだろう。
マルコ選手仕様のM4クーペ、この仕上がりはクルマをカスタマイズする際のいい参考例になりそうだ。