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【CES 2017】BMWが“未来の運転席”を出展! その名も「ホロアクティブ・タッチ」とは?

スイッチに触らなくても各種機能を操作可能

 

12月15日、BMWは将来的なコクピットのコンセプトとして仮想タッチスクリーンを取り入れた「BMW HoloActive Touch(ホロアクティブ・タッチ)」を、2017年1月5日から8日に米ラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)に出展することを明らかにした。BMWではこのシステムを、空間に浮かんだフリーフローティングディスプレイを指の動きで操作し、それに触覚的な反応で確認できるフィードバック機能を備えた革新的なインターフェイスだと紹介している。

 

BMWでは現在、ヘッドアップディスプレイ、ジェスチャーコントロール、直接的なタッチスクリーン操作を市販モデルに採用しているが、HoloActive Touchはそれらの利点をすべて併せ持っており、物理的な接触がないにもかかわらず従来型のタッチスクリーンに近い操作感が得られる初のインターフェイスになるという。

 

BMWジェスチャーコントロールは2015年のCESで公開され、2016年発表の新型7シリーズおよび5シリーズに採用された。そして2016年のCESでは、開いた手を空中で動かすことでダッシュボード上のパノラマディスプレイ上に制御パッドを起動できるAirTouchシステムをBMWは出展している。HoloActive Touchは、それらを統合した操作体系と、ヘッドアップディスプレイの代わりにホログラム表示の制御パネルを組み合わせたものということになるのだろう。

 

そのバーチャル制御パネルはフレキシブルに表示内容を設定することができ、ステアリングホイールの横、センターコンソールの高さの空中に表示される。そして手の動きはカメラによってとらえられ、制御パネルに触れる動作を検知するとパルスが射出されて、指示された機能が起動するという仕組み。将来的には自動運転との組み合わせを想定しているとのことだ。

 

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