アウトモビリ・ランボルギーニは、 2016年に世界で合計3457 台を販売、同社史上最高記録を塗り替えたと発表した。これは2015 年の 3245 台から7%増となるもので、増加は6年連続。2010年比ではなんと 2.6倍以上になっている。
ウラカンの追加モデルが販売を牽引
エリア別では、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、アメリカ、アジア太平洋の3地域が、それぞれ約3分の1ずつを占めるバランスのとれた配分に。2016年には、これら主要地域すべてで新記録を達成、売上が拡大したという。
単独市場としては、1041台を売り上げたアメリカが最大のマーケットで、その地位は揺るがず。これに日本、イギリス、ドイツ、カナダ、中東、中国が続いた。
モデル別では、V型10気筒エンジンのウラカンが歴史的な売上を記録。2016年における V10モデルの売上はランボルギーニ史上最高となり、ウラカン・クーペおよびスパイダーの納車台数は、 2015年の 2242台から 2353台へと増加。V型12気筒モデルのアヴェンタドールは 2015年の 1003台から1104台へと台数を伸ばし、2016年12月には記念すべき6000台目の生産を行っている。
なお、ランボルギーニが2016年に投入したニューモデルは以下の通り。
2016年3月……チェンテナリオ・クーペ(20台限定)
2016年3月……ウラカン・アヴィオ(250台限定)
2016年6月……アヴェンタドール・ミウラ・オマージュ(50台限定)
2016年8月……チェンテナリオ・ロードスター(20台限定)
2016年11月……ウラカンRWDスパイダー
2016年12月……アヴェンタドール S