三菱自動車は3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーにおいて、かねてより噂のあった新型コンパクトSUVをワールドプレミアする予定だ。
フォルムはBMW X2に近い?
今後同社の主力モデルになることを期待される車種だけに、力の入れようは大きい。ウェブ上にはすでにジュネーブ国際モーターショーの特設ページが開設されており、そこでも新型コンパクトSUVがワールドプレミアされるとの告知がなされている。
この新型コンパクトSUVは、「ASX(日本名RVR)」と「アウトランダー」の隙間を埋めるべく、ラインナップに新たに加わるクーペSUVだという。こう言い切っていることからもわかるように、公開された1枚の写真からはウェッジさせたベルトラインとボディサイドを貫く強いキャラクターライン、そして前傾を強めたリアウインドー、ロングホイールベースかつ短いリアオーバーハング…といったプロポーションが見て取れる。また大きく張り出した前後フェンダーにより、アスリートの筋肉のような塊感のある力強さを表現。ダイナミックでスポーティなデザインが期待できそうだ。
また写真からはクーペスタイルといってもトヨタC-HRのような極端なデザインではなく、2016年秋のパリモーターショーでワールドプレミアされたBMW X2コンセプトのような、比較的Dピラーの直立した、低いルーフが特徴のクーペSUVであることが推察できる。車格的にも近そうだ。
日本での発売はジュネーブでワールドプレミアされた後、秋の東京モーターショーに再度出展。その後、日本発売というスケジュールが予想される。
第87回ジュネーブ国際モーターショーは3月7日に開幕する。続報を期待して待とう。
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Text:Mr.Blackbeans Photo: MITSUBISHI MOTORS CORPORATION
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