2018年のマイナーチェンジで追加か
BMWが2012年に「i8スパイダー・コンセプト」を発表してからずいぶん時間が経過したが、いよいよ市販型とみられるテスト車の姿が捉えられた。色々な形状が検討されてきたキャノピーデザインだが、どうやらふたつのヘッドフェアリングがやや左右に離れ、中間部分にウインドーが収まるこのタルガトップスタイルで決まりのようだ。ただこのオープン状態の画像からは、トップ部をどのように格納する構造なのかはまだわからない。
i8自体も来年にモデルライフ半ばのリフレッシュで意匠の変更やパワートレインの改良が予定されているが、このスパイダーはそれと同タイミングで投入されると言われている。i8は魅力溢れるハイパフォーマンスカーだが、スポーツとエコの両立という独自の立ち位置のせいで、世間のスーパーカーともスポーツカーとも違う存在。競合車があるのかないのかは微妙だが、割と普遍的な市場の反応としては、「モアパワー」と「オープンエアモデル」という声は多いと言われている。確かに静粛なEV走行とオープンエア走行という組み合わせの妙は、i8に新たな成功をもたらす可能性を秘めている。
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Text:Makoto TAKEHIRA Photo:Apollo News Service