2017年3月15日、アウディは本社のあるドイツ・インゴルシュタットで年次記者会見を開催。今後数年の間に製品ラインナップを大幅に刷新するとともに、複数の電気自動車(EV)を市場に投入することを明らかにした。
2018年にはブランニューの「Q4」が登場
最も注目すべきは新型「A8」の2017年中の市場導入が明らかにされたことだろう。さらに新型A8には世界で初めて、渋滞した道を60km/h以下で走行する場合に機能する「レベル3」相当の自動運転システムを搭載するという。
また、2018年には第2世代となる新型「A7」(タイトル画像は予想CG)、デトロイトショーおよびジュネーブショーでコンセプトカーが披露された新型SUVの「Q8」を投入。2019年にはもう1台のニューモデル、コンパクトでスポーティなSUV「Q4」の導入も明らかにされた。
EVに関しては2020年までに3モデルを導入予定とし、それ以外のモデルシリーズも順次電動化を進めていくという。また電動化に対する取り組みの一環として、高速充電の公共インフラ開発にも参画する予定とのことだ。